拒食症を知らしめた著名人
兄弟デュオで有名な「カーペンターズ」のカレン・カーペンターが拒食症で亡くなったというニュースで一躍「摂食障害」の病名が日本でも知れ渡った。このことによって、これまで「摂食障害」と意識していなかった人々やそれほど摂食障害を重大視していなかった人々が「摂食障害」というステレオタイプの枠に自らを当てはめていっているというのだ。
インタビューの女性のひとりは、雑誌に書かれている摂食障害の記事を読むまで自らの行為が<タバコを吸っているのと同じような習慣>くらいにしか捉えていなかった。しかし「これは病気である」「なかなか治すのがむずかしい」といった医者のコメントをみることによって自らの状況を定義し、そのことによって「恥ずかしさ」や「恐怖」を感じるようになった。